2015年12月23日水曜日

ソーシャルって難しい、、、

忙しい最中に雑文をわしわし書き込んでいたり、
別件で中抜けしたはずが楽しそうな感じでタグ付けされたり、
FBは何かと難しいですが、それもこれも含めて嫌なら見るなという姿勢を貫いてます。
便宜上で付いている嘘を嘘とわかって飲み込む度量がない人に嫌われても構わんし、
そもそもその方々が私の食い扶持を保証してくれてるわけでもない。
まぁ特に誰かに言われたこともないんですが、昨日は仕事も溜まっている上に誘われていた忘年会やらなんやらが沢山あって、その中で二つほど行っちゃったんで少しだけ心苦しい。進行中案件の関係各位のみなさま、諸々の集まりに招待していただいた皆々様、私の心は常にみなさまと一緒です。
だからというわけではないですが本日台湾からクライアントが来ることをすっかり忘れていましたw
年の瀬に飲み会をやる風習をやめましょう、、、
加筆:
クライアントから
「頼んだことも終わってないのに遊んでるのか(怒)」 と言われたら零細企業の社長である私としては食い扶持が減る事になるし、

発注先や社員から
「人に仕事を押し付けて遊んでるですか(怒)」
遊ぶために他人に対価を払って押し付けてるんだと開き直ることもできるけど、
あんまりやりすぎると離れていくしひいてはお金を稼いでくれなくなるので、
やっぱり食い扶持が減る。
なんで、なんでもう少し気をつけよう

2015年12月22日火曜日

スターウォーズ




スターウォーズが負けた!!公開初週末興行成績トップは妖怪ウォッチ!
上映館数数のみならず4Dだ3Dだと色々あるのに負けるとは、、、
都内はどこもいっぱいだけど地方では空いてたとこもあったてことか。
去年も妖怪がベイマックスを抑えてるし、
日本のクリエティブはアニメ最強ですねw 
正しい業界系SW好きとして一味違う切り口を公開しておきます。
この展開でドヤ顔分析してやれば業界内で一目置かれること間違いなし。
1)やっぱり妖怪すごかった
2)家族連れ映画最強(複数で見るから)
3)地方は大人向け映画だめ説
4)騒いでるのは大人だけ
5)女子供老人は意外とポカーン
6)なんだかんでアニメ最強
7)むしろ意外と頑張った
8)オリジナルを知っている俺からすれば、、、


年末年始の帰省の際におっさんと話すときは数字を混ぜて女子供と話すときは妖怪多めで孫と行くなら妖怪推しで、甥っ子姪っ子にはSWを押し。でも8)以降で嫌われても筆者は一切の責任を負いかねます。

***************************

監督のJJエイブラムスがハリソンフォードを
どうやって今回も出演させたかを本人たちがパロってます。
こういう感じは日本だと三谷さんがやってますか若干アレなんですよね、、、(小声)

役者としての格もあるけどパロディを受け入れる下地も重要ですよね、、
一種のアメリカンだからなぁ〜

しかし面白いw


https://www.facebook.com/kolr10kozl/videos/906748689394249/?theater

2015年12月15日火曜日

本をあげる

昨晩、恵比寿な人々が集まる恵比寿会なる集まりにお呼ばれして行ってきた。
クリスマスらしくプレゼント交換会が
あるのだが、
今回はそれを本限定という楽しいながらも悩
ましい企画付きであった。

小説は最近全く読まないしそも
そも好き嫌いが激しい、
自分が好きなノンフィクションは
さらに趣味色が強い、
かつ1000円以内となるとかなり
難しい。
知人は数人しかいないし、集まる人の属性は恵比
寿で
仕事をしているという以外に情報がない。

つまりどん
な人が手にとるのかまったくわからない。

散々悩んだ末に敷居の低さと読みやすさを重要視してエッ
セイにした。
一冊だと安すぎるので二冊。


「走ることについて語る時に僕の語ること」。
村上春樹の小説はねじまき以降全く読めないが、エッセイは安定して面白い。
走る系のエッセイとしてはこれを超え
るものには出会ったことがなし、
最近ランにハマっている
私としては話も膨らませやすいので。

「ももの缶詰」
さくらももこのエッセイでとにかく笑える
読みやすいし万人ウケもする。今でもたまに読み返したりもする。
なので今あえて読みたいというある意味古典的要素を取り込んで、、、

これが見事にはずれたw
もらっていただいた方からこんなブックオフで50円
で売
っているようなものを持ってくるセンスは如何なものか?
会場内引きずりまわされた。
その方は発売当時に読まれて
おり今更感しかなく、
人生で最大にがっかりしたプレゼン
トだとまで言われた。
常日頃から人を喜ばすことに命をか
け、日々のFBであれがいい、
これがオススメと講釈た
れているのに、実戦でここまで惨敗するとは、、、
人にモ
ノをあげるって本当に難しい。

でも連れ回していただいたおかげで一気に沢山の人と知り合えたし、
きっとモモの人ということで覚えもよろしいこ
とでしょう。
Mさんありがとうございます。


また、とっても楽しい企画を幹事の皆様ありがとうございます。

ちなみに私はミシュラン東京をいただきました。
これはうまい。手堅いし絶対に困らない、
図書券の次くらいに賢明ですね。

さて、あなたなら何を持っていきますか?



2015年12月12日土曜日

「真面目だけどバカ」と「いい加減だけど優秀」

「真面目だけどバカ」と「いい加減だけど優秀」だと、
単純作業以外で圧倒的に使えるのは後者だ。

いい加減に見えるのは大概優秀だから必要と不必要な
作業の選択が早くてうまいからだ。

『明日やろうは馬鹿野郎』
という言葉がある。

明日になれば状況が変わるということが前提に入ってない。
今日と同じ明日が来ると思っているとんでもない
能天気野郎が使う言葉で使えない名言100に入れてやりたい。
今日でなければできないことだけをやり
明日に備えて休息をとるのが優秀な人間だ。
何でもかんでも優先順位も付けずに闇雲に
不眠不休でやって翌日に状況が変わってまた対応に追われ、、、
それではいつまでたってもしゃかりきコロンブスだ。

だから適当に切り上げて遊ぶには訳があるんです。

という理論武装を考えた。

これなら日々面白おかしく遊んで
生きているように”見られがち”な私も
やる時はやっているんだとアピールができるだろう。
豪雨の金曜日、午後には晴れるを信じて、
今日もファイトで〜っすぅ
(適宜脳内変換してください)

2015年12月9日水曜日

ベーシックインカム

フィンランドがベーシックインカムを導入したことで
そっち方面の方々が盛り上がっていますね。
これは単純に言えば毎月11万円をあげる代わりに
健康保険も年金も子ども手当も失業保険も全部なしってことです。

つまりすべての人にお金が行き渡るのですが、
病気がち、子供いる、老人、失業者はのその中でやりくりするので
苦しくなりますが、若くて健康で独身で仕事がある人
(社畜だと会社の保険がある場合もある)はもらい得になります。

いろいろとややこしい行政作業が減る=コストの大幅削減っていうのも大きいです。
(市役所の窓口が大幅に減る)

ただこれを推し進めるためには年齢性別などによる
あらゆる差別とバリアフリーを実現できなければ平等性を維持することは困難です。
 

もう一つは労働意欲の軽減でしょうか?
(これは言われているほど問題ではないような)

私も以前なんという素晴らしい考え方だと胸わくしましたが、
いろいろ突き詰めていくと
フィンランドのような人口500万人(大阪880万、名古屋220万)
の小国だからこそなし得るんでしょうね。

ちなみに日本の生活保護は13万だよ。


フィンランドが世界初のベーシックインカム導入へ 毎月11万円支給 #ldnews

2015年12月8日火曜日

The Best Books I Read in 2015 by ビルゲイツ

ビルゲイツが私的ベストブック2015を発表しています。

しかしこれ以上の宣伝を思いつけないよ。
購入してオフィスに飾って、訪れた客が
「あれカズさん英語で本読むんですか?」
「あんまり読まないんですけどゲイツのお勧めだけは押さえてるんですよ」
って言うために買おうっかなと思っちゃうもん。オブジェとして。
(英語の苗字呼び捨ても重要ポイント)
このやりとりが一回あれば元はとれてる(私的に)
もちろん読まない。というか読めないw

ちなみに、もちろん小説はなくて科学系ノンフィクションが多いです。
なんだよ嗜好が俺と同じじゃないかとほくそ笑んでいます。

ただ残念なのはインプットが同じでもアウトプットに差が出るのは
マシンの性能の差だということです。

#Blog

The Best Books I Read in 2015  via @billgates

2015年12月7日月曜日

今回の湘南マラソンを振り返って、、、

徳光さんがスタートやって、はるな愛も走ってバンド演奏もあって、、、、
イベント化されててそれはそれでいいんですけど。
私のようなただ走りたいだけって人にはちょっと過剰です。





女の子10数人からなるTeamジェーン(湘南ジェーンを探せ
とかってのを作って、大会前から色々イベントやる、
最近のアイドル好き地方行政が
やりそうなありがち企画もあって、
なんだよそれとか思ってたんですけど、
前半はそのうちの一人のお尻に見とれてハイペース に、、、、
その時はこういうのもモチベーションアップになるんだな、
これこれでいいかも!と思ったんですけど、
結果的にはオーバーペースだったという俺的には笑えない落ちになってしまった。

ちなみに私が追っかけたお尻の持ち主は熊木恵美さん、
本人のコメントを見ると3h40m切りを狙ってたようです。
道理で速いわけだ、、、
記録が発表になってないけど目標達成できたことを願っています。

給水ステーション多すぎ。12箇所!
沿道の声援もすごくておかげで食べ過ぎた。
途中でそれが楽しみになっていたのも事実。
これも後半だめだった原因かも、、、

この二つは完全に俺のせいではありますが、、、

コースはフラットで海沿いを走るので気持ちいい。
ガチで走るよりお祭り気分で楽しむのがこの大会の良さなんでしょうね。
でもだからこそ記録が出やすいからガチで走りたいというのもある。















でもフルを走るのって大変だしそんなにしょっちゅう
できることでもないから普通に純粋に走りたい人はやっぱりこういう大会
は避けた方がいいかもしれないですね。

と言いつつ、

沿道の声援が大好評な那覇マラソンに出たくなってるおれがいますw

いい大会だとは思うんですが、私には向いてない。
地方の大会に泊まりで行く方がいいかな。

それに比べてトレランの大会はなんと牧歌的なことよ。
やっぱこっちの方がいいや。沿道どころか給水もほとんどないですからっw

それにしても日本人はよく走る。
私は元陸上部という免罪符があるけど、
本当にみんなよく走ってます。
しかも走りすぎってくらいに走ってる。
大会前は練習をしないっていうのが大事なんですけどね、、、
私の場合はしなすぎでしたが、、、
体重絞ってガチでサブフォー狙ってみようかな。

何れにしても楽しい大会でした。
運営に携わった関係者やボランティの皆様、
そして沿道で応援してくれた沢山の地元の方々、
楽しい大会をありがとうございます!


走った直後のFBへの書き込み:

無事ゴールしました。後半かなり歩いたので完走というのは若干抵抗あり。
ハーフを1h50mというサブフォー行っちゃう?
ってなペースだったんですが 、25Kを過ぎてからはボロボロ
35Kの地点で貯金はほぼ吐き出して終わってみれば四時間半くらい、、、、

マラソンって究極の反復運動なのでいかにイー ブンペースで走るか
というのがポイントなんですが、キロ6m10sでこの結果ならいいんですけど、
前半5m20s後半7m、さらには歩いてるとか典型的なダメ 市民ランナー。
11月は忙しいを言い訳に50キロしか走ってないから、
そもそも練習足りてない。
さらには4キロ落とすはずの体重が1キロ増えているという四次元的な出来事も
相まって調整不足甚だしい、、、、

とはいえフルにはリベンジしますが、メガ大会はもういいや。行きも帰りも走行も全てにおいて人多過ぎ。何はともあれ疲れた。そして混雑のため未だ帰れず、、、


#湘南国際マラソン #湘南マラソン

2015年12月5日土曜日

アドタイの記事を読んで、、、

普通の大学生に聞いてみました。「普段、テレビ観てますか?」
| AdverTimes(アドタイ)  #アドタイ

この記事が割と業界に近い方々に驚きと共に多数シェアされていて、
そのことにちょっとびっくり。

え?今更?

僕ら広告業界の人間にとってみれば、一番のターゲットであり、お客様でもある‟市井の若者”である彼・彼女たちの声をお聴きください。(本文より)


って言ってるくらいに自覚しているのに普段は意識してないってこと?

しかし、このNさんの話はとても興味深いですね。つまり、「テレビを観ること」が、学生の間では、もはやサブカルになりつつある、っていうことです ね。サブカルって昔はある意味、テレビのカウンターとして機能していた言葉だったんですけど、今や、テレビを観るというスタイル自体が、斬新なものになっ ている、と。(本文より)


テレビオワコンって散々自他共に言ってきたけど
現実認識してなかったってことですかね。

なんかひたすら色んな世代のインタビューを
ひたすら載っけるマーケ会社やればボロ儲けだなw 
なんちゃら座談会は雑誌の古典的手法とはいえ、
母数がたった3人でこのインパクトw 
おいしい商売だ。







冗談はさておき、とはいえむしろテレビを媒体としてではなくて、
コンテンツメーカとして考えればまだまだ圧倒的です。
テレビも情報発信媒体(メディア)として考えると
かなり厳しいとは思っていますが、培われてきた創り手としての、
能力をどう生かしていけるかが企業としての生き残りのポイントでしょうね。

広告を出稿するにあたってという視点はまた別物ですが、、、






格闘技と武道

*「日本の格闘技ブームがなぜ廃れたか、その理由を教えよう」ヒクソン・グレイシー独占インタビュー!

何より嬉しいのは、この大会では、最近の総合格闘技で失われつつある「武士道精神」が復活するようなルールを採用していることです。私はこの大会を機に、再び「武士道精神」の素晴らしさが広まることを願っています。


確かに日本発の武道にはリングすらない。
西洋での格闘技はゲームというより根底が闘牛や闘犬と同じ感覚なのかも。
相撲はもちろん剣道も柔道も道場に は神棚がある。武道は神前で行う神聖なもの。捕虜や奴隷同士を見世物として戦わせたことが原点と思われる西洋格闘技とは発祥も発展も違うのでは。つまり日 本の武道はそもそも単なる強さを競い合っていない。

だからヒクソン氏が言うところの「戦」と言われると少しだけ違和感を感じてしまうのは私だけ?まぁでもUFCが今一つの理由としては大変面白く興味深い考察ではあります。


武士道と武道は若干微妙で、本来神に捧げる神聖な要素を持っている。日本の武道と葉隠
に代表とされる死ぬとこ見つけたり的なものは存在意義がごちゃごちゃになっている。天皇自体も神格化されているし、儒教の影響なんかも混じっているからさらにややこしい。日本のこの辺の概念は実は相当に混みいっているので系統立てて説明するのは難儀です。

いずれにせよ単純に強さ対決ではない要素というのが日本の武道にはあると思おう。
道を極めるみたいな。だからこそ型の試験があったりもするのだろう。格闘技で型の美しさを競うなんて日本と中国以外ではないのでは?ムエタイのように神に捧げる的なものもあるからアジア的な発想なんでしょうね。

騎士道のようにフェンシングなんかは多少そういうのもあるのかな。

リングがあるっていうのはあるていで逃げ出す可能性があることを前提としているような気もするので、やはり日本の武道とは根本が違う。剣道なんてどこを打つか言いながら打つなんてもはや格闘技としては趣旨が変わってる。

だからこそ美しいという部分はある。

何れにしても年末のRIZIN楽しみです。

2015年12月3日木曜日

エベレスト3Dを見て

なんとなく気になっていたエベレスト3Dを見てきました。
映画の事件が起きたのが96年で、その6年前の90年、
私が23歳紅顔の美青年バックパッカー時代に
エベレストのベースキャンプ手前まで行ったことがある。

当時は5500mのベースキャンプまでふつうのトレッキング許可で登れた。
お金のある人はルクラ(標高2846m)まで飛行機。
そこからはベースまで34日位だったと思う。
僕はお金がなかったのでカトマンズからバスで1日、
徒歩(もちろん山道)で3日かけてルクラ入りした。
ここルクラは空港のおかげでエベレスト登山の出発点として
結構な大きな村だった。
世界中の登山隊が置いていった登山用具や
缶詰なんかも売っているし、ホテルもある。
多分、今ではもっともっと栄えているだろう
(地震の影響が心配ではありますが)
この村で二日間ほど3000m越えの高地慣れハイクをしてから、
ベースキャンプを目指すというのが一般人向けのお決まりコース。

当時(今も)、私は登山のど素人な上に
山を舐めまくっていたので、
装備はエアジョーダンにアーミージャケット。
リュックこそカトマンズで仕入れた登山用だが
寝袋は釣り具三平で買った1980円のペラペラ。
ベース手前(確か5200m位)まで
テントに泊まるわけではなくて
山小屋泊(ルクラまでもそう)なんでマットなんかは必要ない。
といっても板張りの上に雑魚寝だけど。

ベースから先は登山(Climb)、ベースまでは山歩き(Treck)でしょ!
なんて、どっちもやったことがないのに嘯いてましたw。
若さは馬鹿さ、、、

登ったのは3月末だったので夜は寒くて持っていたものを全て着て
リュックにも足を突っ込んで寒さをしのいだのを覚えてる。
最後の最終山小屋からベースまでを
日帰りでアッタクしてミッションコンプリートです。

当然映画ではその辺はあっという間で
まるでピクニックのように登っているんですが
素人にはとんでもなくきつい行程である。
事実、標高差は2500m以上あるわけで尾根伝いに行くので距離もそれなり。
日本アルプス縦走くらいはあるんではないだろうかというような話を
したのを覚えているが、未だに日本アルプスを縦走していないので
正しい比較かどうかはわからない。

私は結局ベースキャンプまでは行けなかった。
最後の山小屋出発時ぼやっと痛かった頭がベース目前の
休憩エリアでは凄まじく激しくなり、どうにもこうにも歩けなくなった。

そう高山病。

一歩ごとに後頭部をバットで殴られているような感じ。
映画のように咳き込みまくり、フラフラになった。
高山病の最良の対策はとにかく高度を下げること。
結局ヘリを呼ぶなら4000ドルと言われ貧乏旅行なんで
そんな金は払えんと歯を食い縛って歩いた。
と言えば聞こえはいいが一緒に登っていた人々に引きずられるようにして降りたのだ。

山小屋で仲良くなるとペースが同じだと行動を共にするようになってくる。
この時に出会った人々とはその後二度とお会いしていないし、
今では連絡を取る術もないが、25年近く経った今でも鮮明に覚えてる。

*バンクアカウントをいつも気にしていた長身のイギリス人。
高山病になって遅れがちになった時に
「俺を置いて先に行け」と言ったら、
「お前を置いていけるか!」と返してきた熱い男。
事実、最後まで僕を引き摺り下ろしてくれた男。
(やり取りは脳内妄想演出あり)

*アメリカ人のハゲオヤジとぽっちゃりしたノルウエー娘のカップル
元米兵の彼氏は山登りは嫌いで彼女に嫌々ついてきたのでルクラで待機。
めちゃくちゃ仲良くてなんか微笑ましかった。

*大学山岳サークル出身の爽やか日本人青年
当時流行り始めたフリースを着ていて羨ましかった。
フリースとゴアテックスの組み合わせ最強説を教えてくれたのは彼だった。
ちなみにその時私はオールコットン。彼がさすがにこの先でその装備は
寒いですよとの助言に従ってルクラでヤクのポンチョを買った。

*カレー屋さんでバイトするバックパッカー君。
前年にトライして川の水を飲んで腸チフスになり、
ネパールの病院に運ばれるもそこが嫌で
タイの病院に入院したという経緯を持つ筋金入りのバックパッカー(?)

トータルで2週間くらいヒマラヤ山中に居たけど上記の
メンバーとは10日以上は一緒にいたと思う。
もちろん他にも山小屋では様々な人と語り合った。
当時の私は旅先で覚えた超ブロークンな英語(他の二人も似たようなもん)
だったけど、なんとなく意思の疎通はできたし毎日楽しかった。

その他に山小屋で出会った人々は様々だった。

*姿勢のいい老フランスハイカー
山小屋では登るにつれて料金がとんでもなくなっていく。
スタートは一泊+チャパティと紅茶の朝食付き50円くらいが、
最後の山小屋は300円くらいになる。
ちなみに当時のカトマンズだと上記のセットで30円くらい。
輸入物であるコーラはめちゃくちゃ高くて500円以上(街中でも300円位だった)
を超えて、ルクラより先では食材も減るのでオムレツも2000円を超えていた。
そんな中で彼は姿勢良くナイフとフォークで
丁寧に優雅にそして綺麗に2000円のオムレツを
ヒマラヤをバックに神々しく食べていた。
よく考えればリッツの朝飯の方がよっぽど高いんだから大した話でもないんだが、
さすがフランス人、貴族だなって思った。意味不明ですねw

*定年退職した日本人老父婦
シェルパを雇ってのんびり旅行している人はそれなりにたくさんいたけど、
ネパールで聞く人なっつこい関西弁が素敵だった。
彼らからもらった都こんぶは果てしなく美味しく、
日本の味のみならずアミノ酸の味に飢えてたから涙が出るほど感動した。

*ヤッピーニューヨーカー
高山病でベースキャンプから引き返した時の宿で出会った。
ウォーホールの映画に出てきそうなオタクっぽい感じで、
高山病にはこれが効くと言ってコ**を出してきた。
おいおいそんなもんアジアまで密輸したんかよ!
マイケルJフォックス主演の隠れた
名作『再会の街/ブライトライトビッグシティ』の応用編のようでした。

*金髪で小柄なスイス人看護婦のバックパッカー
**を勧めるニューヨーカーの横でヘリを使う事を
強く勧めてくれたスイス人の看護婦。
めちゃくちゃ可愛かった。
君と一緒なら乗るよと勢いで言いたくても頭は痛いし咳き込むし、、、
「クッー」体調がよければ俺だって、、、
(というのは嘘で元気な状態では声すらかけられない)
当時スイスの国旗をリュックに縫い付けた
女子二人連れバックパッカーって世界中に沢山いて、
日本人パッカーの間ではフリーセックスを謳歌しているので、
もっともチャンスが高いパツキンとまことしやかに言われてました。
(下品ですいません)

そもそも僕がエベレストに登ろうと思ったのは日本人初登頂者
植村直己さんがエッセイに書いていた頂上アタックの前に
テントの中でオナニーしたって話に感銘を受けたからで、
5500mアタック手前の山小屋でする事を決めていた。
ところが昇りの時には疲れて寝てしまい出来なかった。
若干朦朧とした意識の中で帰りの今ならスイスねーちゃんをおかずに、、、、
あ、コ**をもらえばひょっとして、、、
若さは馬鹿さ、、、
(重ねて下品ですいません)

その時の刷り込みは今でも根強い。
銀行の心配をするイギリス人、スカンジナビア半島にもポッチャリはいる、
フランス人は姿勢が良くて綺麗に食べる、日本人は大名旅行で、
ΝYカーはコ**好き、スイス人は優しくて可愛い、、、
まぁ大正解でもないけど大きく外れてもいないね。

映画の中で、
なぜ山に登るのか?
に対するやりとが出てくるのだが、

かの有名なジョージマロニーの
そこに山があるから

ではなくて

私は登れるからだ

というのはかっこよかった。

俺なら
山とのセックスです
って言うかなw

僕らの頃もその兆候は出始めていて、
映画でもその辺が描かれているんだけど、
ちなみに今ではこんなことになっているようです。

エベレストが大渋滞。そのうち初心者は登れなくなる?


映画の中で主人公ロブと組むスコットは、
渋滞を避けて一緒に登ろうと提案するロブに対して、

「みんなを安全に登らせる君とはスタイルが違うよ。
僕は登れない奴は登らなければいいと思っている」
(*結局どうするか映画を見てのおたのしみください)

これってある意味、究極の命題だったりもする。
お腹が空いた人/息子に
釣りを教えるのか?釣ってあげるのか?
お金をもらっているサービス業と
親子関係のような教育の場合でも答えは違ってくるだろう。

僕自身はなるべく人や物に頼るのが嫌なので、
ハイテクギアに身を固めてツアーで登るスタイルが
どうにも馴染めない。今では時間がないということも
あって、昔よりは随分頼るようになりました。
単純に金がないってこともありましたが。
以前は本当になんでも自分でやっていました。

こりゃ、死ぬ前にもう一度アタックです。
と、思っていましたが、こんな渋滞を見たら多分行きません。
みんながやることはやらなくていいや。
いっその事K2に挑戦します(嘘です。無理です)

先日の地震の影響がおそらく今でもあるとは思いますが、
ネパールは是非とももう一度訪れたい国の一つです。

映画はもうすぐで公開終了なので配信やDVDに
なったら是非!







2015年12月2日水曜日

金閣寺&銀閣寺

先日久しぶりに京都に行って、中学の修学旅行の時に見たものを思い出すかと思ったら、
楽しかったっていう感覚以
外は全く思い出さなかった。

だから修学旅行なんて意味ないよというわけでもなく。
しかしたらその時に見たものが原体験として残っているから今改めて見ていいと思えるのかも、、、
人が景色や事象
に関して感動するのはその人の持つ原体験が大きいらしいから、
そいう意味では修学旅行もそれなりに役に立ってい
るのかもしれない。

10代の頃は部活とバイトと夜遊びに明け暮れて、
20代
の頃はフリーターから海外放浪を繰り返してた。

それから
30年。

今でもどうにかこうにか生きています。

若い頃な
んて人を殺すとか銀行強盗とかの大犯罪でも犯さない限りは割と何をやっても何とかなるんじゃない。周りの大人は大変だけどw でもそれらの原体験が人間をタフにするという考え方もある。

おかげで私は地道にコツコツ仕事ができない、
なぜな
ら地道にコツコツ勉強をしたという原体験がないからです。
でも地道にコツコツやらなくても人生はどうにかなるということを原体験中ですw

金閣寺&銀閣寺の素敵な入館券



長期的展望って

日本って政治も経済も長期的視野に立つのがあまり上手い国ではないんじゃないかなと思う。

太平洋戦争が始まった時にどうやって終わらせるという明確なビジョンがないからあとは勝って勝って勝ちまくれみたいな空気になっちゃたんではないだろうか、、、
落としどこを考えていた人がいてもそいう空気をうまく醸成できなかっただけかもしれないけど。

そもそも何のためにこれをやるのかってことを明確にしないで場当たり的に行動しても一時良くても長期的には続かないですよね。

そもそも何で生きてる?
ことをなす?暇つぶし?楽しみ?

ってことを考えればやることの順番は明確だよね。
何てことを行き当たりばったりのその場しのぎで生きている私には言われたくないだろうけどw

太平洋戦争でこういう風にしていれば日本は勝てたのではということをかなり戦略的かつ国際政治力学的視点を交えて考察しています。かなり長いのでそういうのが好きな人は読んでみてください。
太平洋戦争の盲点とその戦略的解答

この本にはその辺の日本軍の失敗感もたっぷり、、、






2015年12月1日火曜日

ワカモノはバカモノ

サッカーJ1のガンバ大阪の選手に対し、インターネットのツイッターで、浦和レッズのサポーターを名乗る人物から人種差別にあたる書き込みがあった問題で、埼玉県内の高校に通う生徒が書き込みを行っていたことがわかりました。
高校生は深く反省しているということで、高校は、今後、ガンバ大阪などに謝罪したいとしています。

ワカモノはバカモノだからとんでもなく右よりな国粋にかぶれたり
とんでもなく左な非現実的理想論にお花を咲かせたりってことは、
ある意味通過儀礼として必要だと思うんです。
ボケーっとしてるノンポリだって20〜30年すればゴリゴリの
政治談議好きオヤジになってることもある。
それよりも問題なのはいい年こいた大人がヘイトスピーチだとかに関与していることだと思う。

世界人類は一つにまとまるべき>
そのためには一つの考え方に集約された方がいい>
だからこそ世界のどこかに真理はあるはずだ>
宗教覗いてみる>>>

という論理破綻バカコンボを若かりし頃に経験した私が言うんだから間違いない(笑

(ノンポリっていまでも使うの?)

哀悼:水木しげる先生

眠っている時間分だけ長生きするんです。
 幸せなんかも睡眠力から湧いてくる。
 睡眠力こそすべての源です


睡眠の力


水木先生の名言が出回っているけど私が一番好きなのはこれだ。
出版社のパーティーで石ノ森、手塚両先生に向けて発せられたそうです。
睡眠力って素敵な言葉です。

もう一つ、、、




『自分は偉いとおもうために働く』

深すぎる、、、
もう一歩言えば

『自分は偉いと思われたいために働く』

だろうな、そしてそれは

人の”虚栄心”なのか”誇り”なのか?

はたまた

人間の”欺瞞”なのか”尊厳”なのか
深すぎです。水木先生。
ご冥福をお祈りいたします。




*このように漫画そのものをを貼り付けることには若干の背徳感を伴うので
罪滅ぼし的に購入しました。