2013年1月20日日曜日

おじさんが昔(1970年代)に浸ってみた

ツイッターでこんな絵が出回っていました。
もしもWWⅡで枢軸国が勝ってたら


これをみてフィリップ・デックの「高い城の男」を思い出した。
第二次大戦が枢軸国の勝利に終わり、日本とナチスによって分割占領されている米でもしも連合が枢軸に勝利していたら、という歴史改変SFが流行している、」という設定で、逆の逆で本当に面白かった。
高い城の男 (ハヤカワ文庫 SF 568)



古き良き珠玉のSF小説をゆっくりまとめ読みしたい。フィリップ・ディック、アーサー・C・クラーク、アイザックアシモフなどの海外本格派もいいけど。高千穂遙のクラッシャージョウも好きだった。挿絵が今思えば安彦良和で超豪華。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)


われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

ダイロンの聖少女 (クラッシャージョウ10) (ハヤカワ文庫JA)



ここから記憶の連鎖が始まった日曜の朝8時。

小学校4年生頃にスターウォーズの洗礼をうけ同時期にガンダムをテレビで見て星新一を読み、ホビットから指輪物語にはまる。中学にはいると2001年宇宙の旅以外の映画は認めないとか言うタイプの先生から感化されてキューブリックを見まくりつつも、新宿でゾンビとワンダラーズ2本立て400円を土日で計8回づつ見たりしているうちに、映画のガンダムを朝6時から並んで大混雑の中で立見して、ガンプラ漁ってボールばっかり握らされているうちにイデオン、マクロス、ボトムス、あたりを横目で見てた中学前半。

部活もやって、友達とも遊んで、ひょうきん族はみなきゃいけないし、オールナイトニッポンは聞かなきゃ行けないし、ツービートのネタはぱくんな きゃいけないしとなって来て明らかに読書激減。中学後半は本をあまり読んでない。携帯やゲームがなくてもTVと映画とマンガで充分忙しかった。



 高い城の男
トータルリコールやブレードランナー等で有名なのでフィリップKディックの中では今ひとつ知名度は低いですが、地味に面白い良作品です 。



2001年宇宙の旅
見たのは映画が先でしたが、小説も面白かった。



クラッシャージョウ
簡単に読めるって言うのもあるけど。次々と新作が出るたびに片っ端から読んでいました。今見ても安彦先生の挿絵はいいですね。





スターウォーズ(新たなる旅立ち)
公開第一作目ですがシリーズ上では4話目。何度見ても文句なしに一番の出来です。当時電車通学だったので定期入れを購入し友人達と見せっこしたものです。映画とキャラクターで商売する手法はここから始まったのですが、見事にすっぽりはまっていました。



ホビットの冒険
もう何回読んだかわからないほどに大好きでした。最近息子用に購入して再読。やっぱり訳は瀬田さんのほうが個人的には好きです。



指輪物語
これはもう。すごすぎです。自分の原点かもっていうくらいにはまりました。私の行っていた小学生では6年生で自叙伝を書かされるのですが、やたらと長いタイトルなど、パクりまくりです。



ゾンビ
現在のゾンビ人気の原点。ジョージロメロのアメリカ劇場公開版がDVDになっていました。スワットチームがカッコ良くて何回も見ました。やっぱり面白いよな〜



ワンダラーズ
当時は不良チームの対立映画と思って見てましたが、実は人種間の対立だったりと決行文化的な背景は深いんですよね。ウエストサイドストーリーの複雑版でしょうか。チーム名がはいったジャンパーがカッコいいんですよね。そう言えばイマドキはジャンパーってあんまり聞かなくなりましたね。のちのヤンキーマンガはここからパクったものも多かったのでは。







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