2012年5月6日日曜日

国立美術館に行って来た

国立美術館で開催中の

に行ってきました。それぞれ入場料は1500円これらの企画展とは別に公募展である国展は1000円(他と一緒なら100円引き)

美術館自体は空間の取り方が優れた素晴らしいデザイン。通路や廊下も広く気持ちのいい場所。今回展示のコレクションは量もあるし、並べ方も良い。体系だっているので観ていて楽しい。とても良い美術館だと思う。


いくつか気になった事
1)高い。全体の入場料はない代わりにそれぞれで徴収するシステム?三つ全部観たら約4000円!ロンドンでド級の美術館が無料だったのでちょっとがっかり。


2)壁の色を緑とか水色とかしている。これこれはでやっぱり絵が引っ張られる。目的を持ってやっているようだが、やはり価値観を押し付けられているようでどうにも。白か薄いベージュくらいの方が良いのでは。


3)人多すぎ(GWだとしてもだ)。普段がどうなのかわからないけど、かなりの大人気ぶり。もう少し空いてれば心地よく観れるのにな...


それにしてもこの値段でも喜んでくる人が沢山いるのがすごい。老夫婦、家族、カップルあり、とんでもない文化大国だよ日本は。更にすごいのはポストカードや画集の売り場(土産ではなく)の混みっぷりもすごい。しかも飛ぶように売れている。こんなに芸術に金と時間をかける人がいるのはやはり驚愕に値する。景気も本当に悪いのか?とか思ってしまうほど。もう少し余裕を持って身近に楽しめればと思っていたけどこの値段でこの混みぐあいならそもそも値下げする必要がない。


ミュージアムストアの充実ぶりも良かった。米や英でいいなと思ったらその国のものではなくて日本のものだったなんて事はよくあるけど、ここは全てちゃんとMade in Japanだった。クラフトワークを始めとして文房具、小物、生活雑貨はなにげに日本はかなりレベルが高いと思う。これから北欧みたいにデザイン大国路線もアリですね。アメリカではそうなりつつある。


総評としては”平日に自分の好きな企画展をピンポイントで見に行こう”かな。


余談:
GWの中日でもこれだけ東京に人がいるんだというのも驚き。都以外から来ている人かどうかというのが気になる。何れにしても東京人多すぎ。東京は3割(400万人)ほど減らして大阪、博多、名古屋、仙台あたりを筆頭に引き取ってもらうとちょうどいいと思う。中心部以外の飲食店はかなり打撃を受けるかもしれんが、そう言う街作りをすれば良いだけだ。渋谷に五つも超高層ビルなんていらねーよ。高層ビルのないロンドン(750万人)やパリ(200万人)から学ぶべき部分もある。

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