2011年12月25日日曜日

作文:クリスマスに生まれて


「TO BE BORN ON CHRISTMAS」

私の誕生日はクリスマス、つまり12/25です。そうです、キリスト教+アジアの多くの国々で祝われている、おそらく世界でもっとも有名な日の一つです。

我が家の最初の父はイベント好きで写真をみるとツリーを飾ったクリスマスパーティーもそれなりにやっていたようです。でも実は記憶があまりない。

2番目(8歳)の父からは
「日本人なんだから西洋(キリスト教)の風習である誕生日やクリスマスは祝いません」
宣言が出される。そのため家では全く祝ってはもらえなかった。そのかわりお正月は盛大にやっていた。

25日はすでに終業式も済んでおり、学校も終わっているのでただの休みだった。だから特に嬉しい日でもなく年末である。父親がそうだからサンタがどうのなんていう幻想もまったくない。

でもなぜか6年生の時に

という本が先生に紹介され、どうしても欲しくなって買った記憶がある。

なんでだろう?

子供心に憧れてたのか、今となっては不明。


中学にあがると彼女が出来て若干祝ってもらったりもするようになった。高校生ともなれば当然その日はデートにも行くようになり、当日は彼女と過ごすようになる。だが、時はバブル全盛期。クリスマスとは高級ホテルでセックスをするというのがスタンダードな時代。いかに素敵なクリスマスを演出できるかが男の器量みたいな空気が支配していた。大学の時なんてそのためにバイトしまくったり。

っていうか「私」誕生日なんですけど...。


でも誕生日がクリスマスってな話になると、「プレゼントが一個で悲しかった」的なジョークは今でも必ず言っています。ID(免許書)を見せるたびにかなりの頻度で突っ込まれます。アメリカ時代は鉄板で笑ってもらえてました。

他には
「オレだけを祝う日じゃない」とか、
「イブじゃなくて25日を祝え」とか、
「覚えててもらえるけどみんな忙しい」とか、
「誕生会をやっても誰も来れない」とか、
等々....

誕生日をネタに出来るって言う所がクリスマス生まれの最大のメリットです。

ちなみに二番目の父親からのトラウマのせいか元旦生まれには敗北感を感じます。

そんな私の母親は7/7生まれです。
メリークリスマス!

2010年の暮れにに書いたものがこちらです。
(2012年に加筆修正しました)
Happy Holidays!


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